ママ薬剤師のための「国家試験リワークドリル第110回」vol1

このシリーズは、産後・育休明け・ブランクを経て、知識や自信に不安を感じている薬剤師さんに向けた、国家試験を使ったゆるい知識リハビリ企画です。


フルタイム薬剤師として働きながら、小1と2歳の子どもを育てている、いわゆるワンオペ育児の日々。 毎日がバタバタで勉強し直す余裕なんてないと思っていました。

でも最近ふと、このまま知識少しずつ錆びていかないかな?と感じることが増えてきました。 国家試験に合格してから数年、実務はこなしているものの、 なんとなく分かっているで済ませている知識が増えてきた感覚があったのです。

そこで始めたのが、最新の薬剤師国家試験を解き直す 「リワークドリル」です。

気が向いた時に、1問だけ。 X(旧Twitter)に問題を投稿しながら、自分自身の復習も兼ねて続けています。 勉強というよりは、知識のストレッチのような感覚です。



リワークドリル①:痛風発作の治療薬

正解は 3. ナプロキセン(ナイキサン)。NSAIDsです。

痛風発作は、尿酸結晶による炎症と疼痛が本体です。 したがって、発作時の治療は尿酸値を下げることよりも、 まず炎症と痛みを抑えることが最優先となります。

ここで注意したいのが以下の薬です。

アロプリノール(ザイロリック)はキサンチンオキシダーゼ阻害薬で、 尿酸値を下げる薬ですが、発作中に開始すると症状を悪化させる可能性があります。

実務でも、発作中に尿酸降下薬が新規追加されていないかは、 処方監査で必ずチェックしたいポイントですね。


リワークドリル②:レジオネラ肺炎の治療薬

正解は 1. シプロフロキサシン(ニューキノロン系抗菌薬)。

レジオネラ菌の最大の特徴は、細胞内寄生菌であることです。 そのため、治療薬としては 細胞内移行性の高い抗菌薬を選択する必要があります。

  • ニューキノロン系
  • マクロライド系

が第一選択となります。

一方で、

  • ペニシリン系
  • セフェム系

といった細胞壁合成阻害薬は基本的に無効です。 国試の定番知識ですが、実務でも非常に重要なポイントです。



国試を解き直して気づいた「リワーク」への希望 

「ブランクがあるから、もう前のようには働けない」 「知識が抜けている自分が、新しい職場でやっていけるはずがない」 転職を考えたとき、一番のブレーキになるのは、自分への不信感かもしれません。

私も、産後復帰や転職のたびに、その不安に押し潰されそうになりました。 でも、今回こうして1問ずつ解き直してみて気づいたんです。 忘れているのではなく、引き出しの奥に眠っているだけなんだってこと。 

 私たち、意外とちゃんと覚えてるし、今からだって学び直せますよね。そして知識は、自分を守るためのお守りになる。


まとめ:ゆるく、長く、続けていくために

「復職したいけど怖い」
「もっと条件の良い職場に行きたいけど自信がない」

そんな方にとって、少しずつ知識が繋がっていく感覚が、一歩踏み出す勇気になりますように。

このリワークドリルは、がっつり勉強したい人向けではありません。忙しくて余裕はないけど、でもこのままでいいのかな、と少し思っている人向けです。

次回もまた1問だけ! 気楽に、一緒にリワークしていきましょう。

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無理な勧誘はないので、情報収集だけでも心強いですよ。