どこにでもいるお局さん!薬局で生き抜くママ薬剤師のサバイブ術
薬局で働いていると、どこの職場にも「お局さん」っているものです。
働き始めの頃は社会のルールも分からず、右も左もわからないまま、何をやっても怒られる。挨拶の声が小さい、やり方が間違ってる、掃除の仕方がなってない…。気をつけているつもりでも、なぜか地雷を踏んでしまう。毎日家で涙した日々もありました。
でも、そんな時期を経て気づいたのは、「お局さんとうまくやるコツ」を掴めば、仕事がぐっと楽になるということです。ここでは、私の実体験をもとにした実践的な対処法を紹介します。どれも今日から使えるものばかりです。
1. とにかく笑顔で挨拶、そして「すみません」より「ありがとう」
どんな職場でも、まずは笑顔での挨拶がいちばん大切です。「おはようございます」「お疲れさまです」のひと声で、職場の空気が少し和らぎます。
そしてもう一つ大事にしているのが、「ありがとう」という言葉です。新人の頃は、怒られるたびに「すみません」と言っていました。でも今は「本当に悪いことをした時だけ謝る。 それ以外の指摘には『ありがとうございます』を返そう」と決めています。
「すみません」には罪悪感がついてきますが、「ありがとうございます」には感謝と成長の気持ちがこもります。 職場の空気も、自分の心も、少しずつ軽くなっていきます。
2. プライベートは話さない。聞かれても軽く話すだけ。
昔はつい家のことを話をしてしまい、「あの人はこんな人なんだ」「こんな暮らしをしているんだ」と詮索が広まったことがありました。それからは、プライベートは基本的に話さないか、聞かれたら軽く答えるだけにしています。深入りされない距離感が一番穏やかに過ごせます。
3. 働きはじめこそ、黙々と仕事に集中する
新人の頃は、まず「仕事を覚えること」に全力を注ぐのが一番の防御策だと感じました。職場の雰囲気に馴染もうと無理に会話を合わせたり、休憩中の雑談に入ろうとするよりも、黙々と仕事に集中するほうが結果的に良い印象を持たれます。
お局さんは仕事の丁寧さや責任感をよく見ています。派手なコミュニケーションよりも、調剤・入力・報告をひとつひとつ正確にこなす姿勢が信頼につながります。最初のうちは、余計な発言をしないことも大事。言葉よりも行動で「この子はちゃんとしてる」と思ってもらうことで、少しずつ空気がやわらいでいきます。
4. 嫌なこと、面倒なことは進んでやる
ゴミ捨て、トイレ掃除、電話対応、処方箋整理、など、皆本心ではやりたがらない仕事を率先してやると、不思議とお局さんの評価が変わります。「言いがかりをつけにくい人物」になりますし、信頼にもつながります。地味だけど効果は大きいです。
5. 秘技:お菓子差し入れ
ちょっとした差し入れは潤滑油。子どもが選んだ・新発売で気になってなど何かと言ってお菓子を渡すだけで、会話のきっかけになり、ピリピリした空気が和らぐことがあります。気軽な一言を添えて渡しましょう。
そんな面倒なことしたくない、と思われる方もいるかもしれませんが、差し入れするかしないかで明らかに好感度が変わります。
6. そして気づけば自分がお局さんに…?
長く同じ職場にいると、「私が正しい」とつい強く言ってしまう場面があります。そんなときは、昔怒られて泣いていた自分を思い出して、一歩引くようにしています。後輩への指導は「教える」だけでなく「見守る」を意識するように心がけています。
私の小さなエピソード
新人の頃、毎日泣きながら仕事のメモを整理していました。注意された内容や失敗した場面をノートに書き出して、どうすれば防げるかを自分なりに分析していたんです。今で言うとジャーナリングのようなものでした。
書き出していくうちに、「自分が対策できること」と「どうしてもコントロールできないこと」の違いが分かるようになりました。お局さんの機嫌や人の感情は、いくら頑張っても自分ではどうにもできない。でも、仕事の段取りや報告の仕方、立ち回りなどは自分で変えられる。
そう気づいたとき、少しずつ心が軽くなりました。自分で自分を立て直すしかなかったけれど、その経験が今の私の強さになっていると思います。
まとめ — 無理しすぎないでくださいね
お局さんとの関係は、多くの人が通る道です。全部を完璧にこなす必要はありません。まずは今日紹介したうち1つでも実践してみてください。少しずつ職場の空気が楽になります。
それでも心がすり減るときは、環境を変える=転職も立派な選択です。正直、お局さんはなかなか変わってくれません。変われるのは自分だけ。
自分と家族の生活を守るために動くことは、決して後ろめたいことではありません。
「何をしても地雷を踏んでしまう…」と一人で悩んでいませんか? 今の職場だけが世界のすべてではありません。
「お局さんとサヨナラしたい!」という方は、こっそり外の世界をのぞいてみるだけで、心が軽くなりますよ。
※レバウェル薬剤師は、職場の雰囲気や人間関係の情報を詳しく教えてくれることで有名です。相談だけでも大丈夫ですよ。
